余談雑談 2024年7月20日

東京も梅雨が明けた。

とはいえある意味、大本営発表的な気もする。発表後に大雨が降って即座に間違いを指摘されたくないし、後に実は別の日でしたと修正することも多い。

何故、こんな難癖を付けるかというと先週、既に眼下の公園や別な場所でセミの鳴き声を聞いたから。「蝉鳴けば梅雨明け」とも聞いた。もしくはアップデートしてない昔の情報で、今や亜熱帯になった日本では蝉もせっかち系に進化したか。まさか、寿命も通説よりも延びることまではないだろうが。

どの道、今後は毎年酷暑を更新し続け、気概だけはある年長者が精神論で頑張るが体は正直だったとか、若年層は生まれたときから冷暖房完備の中で育ち、発育過程から気を配られ基礎代謝なりが覚束ないまま成長してしまう。となれば老若双方に影響が顕著となり人口減少に拍車がかかるかもである。

自分だって寄る年波を感じ、去年の夏は引き籠ることが多く、逆にDVD鑑賞が増加し、結果、随分とここでの原稿書きが進んだけど。今年もそれに倣えと相成るのだろうか。確かに行きつけのランチ屋は絶望的なほど閉店し、かといって出前系は大嫌い。何やかやと結局自己の問題だが。

それでも暑いぞと脅されれば、それなりの心構えは出来る。なので一寸した買い物のため、曇り空で少々蒸し暑いぐらいの天候なことを確認し、徒歩で最長電波塔まで出向いた。自室近くの鉄橋に4年前から歩道が付き、最短で行けるようになって確かに出向く回数は増えた。

すると眼下の公園と対岸の公園部分に厳重警戒的な柵やロープが作られていた。そうか、花火大会ね。

確かにコロナ明け以降、海外客や鬱憤が溜まっていた人々が大挙押し寄せるのだろう。偉い人は現地視察などせずに、間違いなく下々は暴徒化しやすいから制限を年々厳しくしていく。それって来るなよということじゃないですか。来たら来たらで熱中症になりかねない。それも自己責任です。

更に国民は潤っていないのに、インバウンド収入で5兆円を目指すとか抜かしやがる。それが円安時の経済効果だとばかりに。そのくせ観光地住人や交通機関や治安悪化は独自にしろと知らぬ振り。その内、対外観光客相手に傷害事件でも起きるんじゃないかとマジで心配している。

まして暑くなると更に精神状態に影響がでそう。既に外出時はどんな時も超混雑で閉口しているし、やはり引き籠りが正解になるだろうな。

否応がなく今後は移民やらAIロボット系に頼ることになるだろうし、その時に自分が若干でも介護に頼る生活になっていれば外人が苦手とか言ってられないし、かといって言葉がわかるゆえに隠れてイジメてくる日本人てのも困る。

そんなことを漠然とでも考えると、長生きなんぞしない方が身のためとも思うが、一応でも健康に留意しているのならどこに向いたいのかと不思議になる。まあ、積んだ徳はとっくに使い果たしたし、昨今の動向から考えても大輪の花火のように見事には散れないだろうね。

おっと、いけねェ。座右の銘を思い出さなきゃ。「ケ・セラ・セラ」だったね。

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