一ヶ月検診で整形外科へ。先ずはレントゲン撮影をして待機。
自分の番になり、担当女医さんはレントゲン写真を見ながら、一部は接着してきて、少しだけ前進と。本当かな。
すると女医さんは「骨折者100人のうち、5人は骨粗しょう症でもないのにくっ付かないタイプがいる」と続けてきた。
おや、その情報って、一ヶ月以上前に、自分でネット検索してヒットした内容じゃないかよ。ネット情報なので鵜呑みにしてなかったが、まさか、担当医から同じ台詞か。まあ、それでもかなり時間は掛かっても、行く行くは完治だよね。
続いては「喫煙者にその傾向が多いけど、本当に吸ってないよね」と人を信用してない、まるで保険の調査員か、税務署員みたいに来た。
はい、よく覚えていますよ。去年の11月3日がラスト喫煙でした。よく日にちまで覚えてるわね、てな顔で見てきた。まったく、尋く相手を間違うなよ。そういうどうでも良いことだけは、キチンと覚えている性分だ。
するとどうだ。向こうも負けず嫌いなのか、言うに事欠いて「早くくっ付いてくれないとボルトが溶ける可能性があるわ」と言ってきた。おいおい、そんな安い金属を埋め込んでいるのか。それに成人病数値だって、絶賛低値安定中だっての。
まあ、何言われても、どこ吹く風だけどね。
でもな、女医さんだって手術ミスをしたわけでもないのに、完治傾向が遅いのは嫌だろうな。
冷たい感じで、感情を随分と昔に置き忘れてきたインテリ系のイメージでもない。つまりは、決して嫌いなタイプじゃない。完治したら祝杯を上げに行こうと誘ってみるか。
なんて、考えながら次回は一ヶ月先でなく、もっと先でも良いわよと来たもんだ。
結局、治る治らないはこちとらの性分次第ってことかよ。でもな、これからの時期、骨の髄から冷えるのは経験済みなんだよな。片方だけ、異様に冷たく感じる、あの感覚は嫌いだ。
嫌な感覚を思い出し、一挙に体が自然治癒力を発揮しないかな。