成程、これが影響か。パンデミックで現在、地元は観光客が激減中だ。
住民としては、普通に道が歩けて有難いとは失礼か。何せ経済至上主義。土産店の店員がTVで、売り上げピンチとか答えている。
中国からの輸入野菜も減少し、飲食店など悲鳴が上がり始めているとか、一生懸命なくせに、さり気なく扇動している。
豪華客船でも乗客や下船客の動画もどんどん公開され、それにコメントを付ける医師の肩書を持つ方々。何だか出来過ぎの映画的演出とさえ感じる。
これじゃ自称カメラマンてな感じで、誰それ構わず撮影して投稿していく人が益々、増えるんだろうな。
でも、個人的に興味深いのは、スマホで撮影しながら不意に口から発せられている撮影者の言葉。その人間の本心というか、まさしく生の声。
「チョー」とか「ヤバイ」てな言葉が多い気もするし、「何、何、何」てな、感嘆符的ボキャブラリーのチョイス。
失礼ながら、それも面白いのだろうか。自分としては、お近付きになりたくないタイプてな印象。
そもそも自分は撮影嫌い。更にヘソ曲がり性分としては、TVに映るのも嫌だ。
中には事故や事件の報道でインタビューに答える人がいるが、自分としては信じられない。
例えば事件を起こした人間の近隣の方が、良い子でしたという一方で、暗い感じの人とか答える人もいる。どちらを信用するかは謎。
もしかして、同じ姿を見ながらも、それぞれに違う印象で、見えない顔まで覗き見できるタイプの人がいるのか。
ある意味、超能力。ならば、お願いだ。マスク姿の観光客の一方で、どこ吹く風で無防備で闊歩する日本人たち。きっと、感染者がどの程度いるのか、いないのか教えてほしい人も多いだろうから、アナウンスしてあげれば。
それでも罹患する人はするし、しない人はしない。自分は「クワバラ、クワバラ」と念じているか。