余談雑談 2019年9月28日

もうすぐ消費増税である。ここしばらくTVでは、消費者対策的指南が目立った。

「増税前」と「増税後」では、何がお得かとか、大小のチェーン、業界によってバラバラなサービスをするらしく購入消費者が独自で精査しないといけないらしい。

結局は、シロウトには面倒で、あきらめて増税分は払えってことなんだろうな。しかも「キャッシュレス決済」、「カードの付加ポイント」とか時流の当り前に乗っていない自分には関係ないことばかり。

まあ、自分にとっては買いだめや駆け込み購入も眼中にないし、一瞬、ヒヤッとした自室のガス湯沸器は着火用の乾電池交換で事なきを得た。

それ以外、今のところ不調製品はないし、考えたくもない。

沖縄や飲酒には無理しても行くのだが、それはこういうところでセコくケチるから可能だと言い訳してみる。ある意味、人生のメリハリ。

でもな、顔を出す飲食店もあちこちで値上げと言っている。どうも安酒場や町中華系の格安店は、間違いない模様。それでも今までその値段で良くぞ頑張ってくれましたと謝辞を述べたい。

かといって、こちらの収入は変化なし。そういう人も多いのだろうか。となると、こちらとしては行く回数を減らすか、一品程度はあきらめるか。

しかも電車賃も値上げだと。もし、車両移動してまで飲みに出掛けた場合、ヘタしなくても、都合1000円は余計に支払うことになるだろう。

これじゃ、一品減では済まぬ。そんなことを考えていたら、行かなくなる店も出てこようか。

既に、行かなくなった店も多いよな、と思い出した。「それなり」とか「そこそこ」てな店ばかりではあるが。

『中庸』『横並び』という日本人的発想がないから、流行りには無頓着であるし、ネットの評価が高いやら、テレビで褒めてた的行列店は逆に、絶対行くもんかとヘソを曲げる性分。

時流に乗って儲けたい的な輩が多く、TVなどで経営者インタビューを見ると、真面目さを装っているが、どうにも信用できない面構え。まあ、そもそも人間嫌いだし。

特に、個人的価値観でそれを確信したのが、大好きだった『レバ刺し』を販売中止にした男。土下座までしていたが、プロ意識がない態で、通っていた焼とん系の店主さんたちが激怒していた。

自分が通っていたのは店主一人で切り盛りすような、本当に汚くて安い店ばかり。だが、絶対に食中毒などは出さないというプロ意識があった。

それだって閉店した店も多い。残っている店も値上げ。そんなことをしたら、店主さんたちも死活問題と解っているだろうが。自分だって、品数なり、行く回数は減る。

まあ、増税は自分の意思では決められない。でも、面倒臭いシステムの増税を決めたお偉いさん方よ、当然、プロ意識を持って決めたんだよな。

益々、一部の人間が嫌いになりそうな秋の空。

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