いよいよ閉店カウントダウン。こちら都合なので通常とは違い、売れ残った在庫は赤字での返品。
なので、在庫を減らそうと仕入れをかなり制限してきた。自販機は「売切」ランプが並び、閉店を知った常連も、自分の銘柄が無くなると来なくなる。当然、前よりも来客数が激減中。
それでも迫りくる閉店に向け、店番は続行中。ところがそういう時に限ってTVで見たい番組も少ない。
なので、勝手に廃業記念として沖縄旅の調査を始めた。まったく、昨今話題の老後資金など一切考えず、有るだけ使おうという価値観は変わらない。どうせ、千万単位の金ないし。
「なんとかなるさ」精神が通用しなければ「あきらめる」。それでも旅行代金があるなら我慢しない性分。
それに時間はあり余るから、今までより長く行こうと探したりしてるから、更に始末に悪い。
ところがどうだ。御先祖様か、神様の思し召しかは解らぬが、自分都合で考えているようなのが見つからない。
どうも、一人の格安ツアーは四泊五日までが基準のようだ。最低五泊したいのに。『一人旅・格安・五泊以上』で検索をかけても、十万円以上と人をバカにしてるのかと思わせる企画ばかり。やはり、PCに疎いと探し方もヘタなのかなとも思うが。
とはいいつつ、中二日は渡嘉敷島かコザとかの予定。つまり、その間ツアー代金込ホテルは必要ないよな。
ならば飛行機チケットだけで安ホテルかウィークリー・マンションを探した方が良いか。ハイハイ、当然か以外に高い。
となるとドミトリーのような木賃宿とも思ったが、この歳で安心できない三段ベッドは嫌だ。
かつて渡嘉敷島で「旅する青年」と遭遇したことがあり、彼は全く場当たりで旅をしていたっけ。
それこそ「フーテンの寅」だ。だが、行き当たり場当たりの旅は、経験値が少しはあるとしても体力的に不安だ。てか、無理矢理欲を出すと意外に高いんだね。
そうか、短い日程で二度、三度と行った方が安いかも。
考え込む性格が仇となる。えい、面倒臭い、そのうち沖縄に住んだりしてな。