余談雑談 2018年12月29日

ほんの数日前のこと。高校の映画サークルで一緒だった友人から連絡が来た。

夏と暮れの二回、近況報告と言いつつ、結局、映画のことばかりを話し合うという関係を二十年程続けていた奴だ。

ところが去年の暮、例年通り誘いをかけたら、母親が体調を崩し、看病をすることになったので、暫く会えないと言ってきた。

そいつから一年振りの連絡。何も予定などない日常、で快諾。いつも通りの場所で待ち合わせ、これまたいつも通りの居酒屋に。

そこで御母堂の訃報に接した。彼は独身で、父も兄も既に亡くし、彼ひとりとなり、色々な処理がとても面倒だったと。

そういう年廻りになったんだと話し合い、知らないだけかもで同級生も何人か鬼籍に入ってるかもなと湿っぽい話も飛び出す。

そいつは、ここの読者でもあり、彼にも発行元の不具合でメルマガが未達だったが、先週やっと届いたとも言っていた。

そういえば、やはり飲み仲間の読者から未達の電話を貰っていた。そのままにしていたが、彼にもやっと届いたのだろうか。

少しホッとした。不得手なことは、不得手のまま。どうすれば良いか解らぬものは放置し、その内開き直る。

そうしたら、昨日になって、やはり友人である読者から突然のメール。この2、3回メルマガが届いてないので、世をはかなんで逃避行に走ったのか、という内容。

おいおい、方や、やっと届いて、こなたは未達になっただと。どうなっているんだ発行元。

とはいっても、PC関係に疎い自分としては文句の言い方も解らぬ。仮に善後策があり、方法を教えてもらっても、理解出来ぬと却って返り討ち扱いという事態だな。

それを踏まえて、未達になった友人には別アドレスで登録してくれと伝えた。

数十分後、減るだけだった読者数が一人増加した。この小さな「1」が喜びをもたらす。単純な性格だと苦笑いしたが、それだって「笑い」ではある。

でも、待てよ。ある程度メルマガを開かないと読者抹消扱いで減るんだよな。確か、その友人は迷惑メールに入っていたとも言っていた。

よし、面倒を承知で迷惑メールも毎週開いてもらうよう請願するか。そうすれば読者減はない。

さてさて、否が応でも年の暮。来年は元号も変わるし、消費税も上がる。どんな年になるのかね。

本年最後の発行です。今年もご愛読有難う御座いました。来年は一月五日より、お目にかかります。どうぞ引き続きご愛読頂けますようお願い申し上げます。

読者の皆様に於かれましては心穏やかな年末年始をお過ごし下さいませ。

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