先週、この発行後に紅葉狩りに出向いた。場所は、毎度の奥日光にある鄙びた温泉郷。
実は、現地の方から、盛りは先々週だろうと聞いてはいたが、祭日でもあり、混雑を避けるため日程をずらしたのだが、やはりな、であった。
まあ、目的はいつもの宿に泊まり、翌日のランチに熊鍋宴会がメインさ。宿の食事も、毎回同じで飽きますよね、すいませんねと女将が言ったが、それが良いんですと返答。
変化も重要だが、変らぬ安定というのも大好きである。それに熊鍋だって通年あるのは有難い限り。
その熊鍋の店の女将は、マタギの亭主も加齢で、いつまで熊が撃てるか、と心配していた。若手も若干はいるが、やはり毎日のように山に入っていないと微妙な差が解らないですって、と。
どれも、平成同様、いつか変化し、終わっていくのだろうなと。
今回は、時期が悪かったのか、いつも参加するメンバーは、ほぼ全滅ながら、何と始発で来て、熊鍋だけ参加という仲間がいて驚いた。鍋のためにだけ来て滞在2時間。
以前、一度宿泊から参加したが、以後は、不参加が続いていた方。それでも、そこでの食べ物全てがまったくもって田舎臭くなく上品で美味しく、嬉しそうに『山奥の吉兆』だねと喜んでいた。
その方は退職後、非正規で再就職したが、正社員雇用と相成ったとか。それにより、土日が休みなり、色々と行事に参加できると嬉々として語っていた。
こちらも楽しみが増えたのだが、道中、友人でもある、この読者から携帯に電話が来て驚いた。
何と、二週連続でメルマガが到着していないと。もしかすると何名もの読者に届いていないではないかと。迷惑メールにも入っていないし、今まで、こんなことはなかった。
慌てたが、その場では何も出来ず。調べると礼を言って電話を切ったが、さてさて何が出来るかと。元来、そっち系には疎い。
頭に過ったのは、読者に『未到着の人はご連絡ください』。しかし、未到着ならこれも解るわけないはないわな。
その程度の発想しか浮かばない時点で、ただでさえ少ない読者離れが起きるよな。
連絡をくれた友人兼読者も心配してくれているし、何らかの処置をしたと伝えたいが、全く浮かばない。
困っていたら、つい数日前、発行元から連絡が来た。一部のドメインへの配送障害が発生中との案内である。
先月末からホットメールやらアウトルック等などで登録している読者層だが、現在復旧の最中であると。
一応、ホッとした。自分の責任ではないし、発行元にどのように質問して良いか解らなかったから。
心配して連絡をくれた友人に説明が出来るな。でも、他の未達読者はどうか。こちらが勝手に発行中止にしたと思い、登録解除などしないかな。
10年以上は経つが、ひっそりと発行しているメルマガで、読者が増えることはなく、自然減が続く状況。
まあ、趣味での発行であるし、それでも固定の読者がいるので今後とも、細々と発行を続けていきますので、どうか広い心でお付き合い下さいまし。