余談雑談 2017年2月4日

東京のタクシー料金が値下げした。初乗り運賃が730円から410円へ。尤も、2キロから1キロなので半額ではない。しかも距離によって微妙に高くなったり、安くなったりするらしい。

それで利用客は増えるのか。報道では、年寄りや観光客の利用を期待しているらしい。

ところが、こちらは殆ど利用しない。セコい自分としては、以前に増して乗ったのは良いが、メーターが上るのが大嫌いだから。

なので、次にメーターが上がる手前で停車を命じるが、流石にプロ。皮膚感覚で、後どれぐらいで上がるかを熟知しているので絶対に上がってからしか停車しないよな、という印象が勝る。

何よりも、あの上るか上がらぬかというドキドキ感が大嫌いである。映画は、ドキドキしてもラストは決まっているが、駆け引きが発生するのは苦手。

だから昔からギャンブルが大嫌い。パチンコ、競馬は当然のことながら学生時代の麻雀、ゴルフまで苦手。付き合いで、したことはあるが初心者ゆえ勝てるわけもない。

なので絶対に損するとの刷り込み。それなら少額でも、珈琲か酎ハイ一杯の方が間違いなく手に入る。

とはいえ、映画だってギャンブル。昔は街角や銭湯に貼ってあったポスターや、予告編で選ぶのが主流。それで、どれほど失敗したか。

まあ、ハズレの映画を数多く見たことが経験値となり、映画ライターをしたり、現在、ここでメルマガなど発行するに至ってるのだが。

ということは、ギャンブルも同じだろうか。否や、それとこれは違う気もする。

見知らぬ飲食店に初めて入るときも同じだが、やはり、映画や酒場選びの時に発揮される『勘』というか、『皮膚感覚』的なものとは違うと。

それとも単なる思い込みで、俗にいうギャンブル系も勘が発達するのか。それでも入りたくないと思うのは、やはり基本的価値観の違いだろうか。

博打で一攫千金を夢見られるほど熱くはなれない。その上、ネットの口コミも信用しない。しかし、映画にしろ、酒場にしろどの道、何がしかの金はかかる。

そこが一番のネックという価値観。最近はレンタルビデオも、ここで扱う以外は、ほぼ借りないしな。借りるにしても、割引日のみという徹底ぶりだ。なので、去年の私的ベスト10も発表できぬほど新作に縁がない。

益々、セコさに加速がかかる自分。タクシー料金がどうなろうと、現在のところ全く関係ないことだ。

先ずは、単なる自分の思い込みだろうが基本的に健康。ならば感謝し、お得料金距離内のタクシーなら、歩けば良いだけさ。

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