8月に入り、恐らくは世界中でヴァカンス・シーズン突入だろうか。地元有名観光地も半数位が外国人で、連日、それこそ大変な賑わいである。つくづく、世界的な観光地になったのだと実感している次第。
先週土曜には、大きな花火大会もあった。算出基準は分らぬが、多くの外国人観光客の姿も見受けられ、97万人もの見物客があったという。
しかし、こんな暑さで5年後に東京で催されるオリンピックは、どうなるのかと心配にもなった。熱中症が、折角、応援に来た世界各国の観客に及ばなければと良いと願うばかり。
こちらは熱中症とは逆に、些かヒヤッとしたことがあった。
仲間内が集って花火鑑賞という名目の飲み会を催した。その場に、一昨年沖縄を一緒に旅したオジサン二名も参加していた。
そこで、今年の秋口に、再度、沖縄旅行をという話になり、一緒に色々と検索。こちらは勝手に本島だけの飲み倒れ旅行と考えていたが、離島に行きたい、との声がお二人から上がった。
ならば国立公園に指定された慶良間諸島か。個人的には何度か訪れていて、定宿があるが小さい民宿で時期によっては予約困難。まして、国立公園認定後は人気も上昇し更に予約困難かと推察した。
それでも、10月最終週ならば、ハイ・シーズンも終わっているしと狙いを定め、格安ツアーを探し、大体の予算を算出し、自分が手配することで、その日は終わり。
翌日、早速、慶良間の民宿に電話を入れた。すると満室との返答。どうやら、その時期は高校の修学旅行のピーク時期で、一ヶ月間、満室との返答。今回は、そこがメインなのにと困ったが、まさか、ビーチで野宿するわけにも行かぬ。
慌てて、オジサン二人に連絡を入れ、ことの次第を告げた。答えは揃って、お任せします。きっと、善処して欲しい、ってことだよな。
時間的余裕は作れそうな方々なので、平日発が安いのは間違いないとカレンダーを睨みつつ、格安国内ツアーを色々と当たった。だが、11月ともなると随分と先なので、安いツアーが出回っていない印象であり、遅くなると折角、離島に行っても、海にも入れないだろう。
それでも、一週遅らせれば安いのが。それなのに大手二社のフライトは、かなり「満席」が並ぶ。やはり沖縄は年間を通して人気なのか。
おっと、それよりも島の民宿が先だ。でもって、電話したら、何とその辺りだけOKとの返事。で、週末は、また満員だとか。まったくもって、恐るべし沖縄である。
ヒヤッとした日だが、これで一安心。否や、往復のフライトの残席も僅か。しかも、行きは始発便だし、帰京便もお昼頃で、それ以外は丸一日無駄にするフライトのみだったな。
よし、任されていることだし、四の五の考えずに、予約しちまえと。
そして、予約完了と共に表示されたのが、三人分の合計金額の引き落とし。そうです、まさに熱中症を忘れた瞬間。
まあ、一人当たりの金額は、結構、抑えられたし、お二人ともすぐに支払ってくれるだろうと考えたら、妙に心が昂った。心は、今からヴァカンス・モード。ウキウキと踊りだしたい気分だ。
何だ、やっぱり熱中症予備軍か。