余談雑談 2015年10月31日

来週に迫った「沖縄オジサン三人旅」。ところが、ひとりの御身内に不幸があり、急遽、不参加となった。つまりオジサンの二人旅。

突然の連絡であったが、こればかりは致し方ない。一瞬、別な同じ年恰好の人間を代理として行かせられないかとも頭を過ったが、邪な考えが浮かぶこと自体、人間として如何なものかと、すぐに反省。何よりも友人自身が、残念な思いをしているだろうし。

考えたら昨年も、その友人と慶良間に旅行に行く予定であったが、こちらの都合でキャンセルしてしまい、迷惑をかけてしまっている。

ということは、その友人は二年連続で慶良間諸島行を棒に振ることになる。内心、忸怩たる思いもあろうか。もしかすると来年にでも、三度目の正直とばかりに、またぞろ一緒に挑戦か。

ただし、その時は、今回同行する仲間とは別な人間を立てなければならないだろうな。でなければ、またもオジサン二人旅だ。

否や、もしかすると、来週同行する仲間がそこを気に入り、もう一度行きたいと言うかもしれない。何といっても沖縄には魔物が住んでいて、憑りつかれると中毒症状のように、何度も行きたくなる場所でもあることだし。

出来れば、絶世の美女でもご同伴してもらえればと、すぐに浮かぶのが、やはり未熟な証左だよな。

実は、今回不参加になった友人とは、先々週の週末、偶然、新橋のいつもの飲み屋で出くわした。その時には、こんな状況になるとは露知らず、次回は年明けにでも九州にフグを食べに行きたいね、と鬼が笑うような会話をした。その話だって、こちらが去年の年末に門司の料亭でフグを食べた件に由来する。

有難いことにその友人は創刊時からのここの読者であり、先立ての石垣島での経験談も読んでくれて、どうやら石垣島にも興味を持った模様であった。

旅の仲間が増えた。今回は残念だが、これからは、幾度となく一緒に旅をすることになるだろうか。嬉しい限りである。

とはいえ、それだけ旅行が増えるとなると心配なのは懐事情である。生来、仕事嫌いで貯金嫌いの自分。まあ、楽しい旅を目的に、価値観の方向転換をするには良いのかもしれぬ。

その友人には申し訳ないが、来週、慶良間ブルーの中で、これからの生き方を考えてみるか。

まさか、彼の涙雨で、あちらの天気が大迷走てなことにはならないだろうが。

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