余談雑談 2009年5月23日

DVDを貸している入院仲間からメールが来た。

その彼は、小学校時代にTVで見た、とある白黒作品が強烈に印象に残っており、それが自分の映画の原点であると語っていた。

覚えている内容を聞いて、直感した作品があり、そのDVDを持っていたので、貸出しリストに加えておいた。その作品が見事にビンゴで、いたく感動し、昔を思い出したと。

その直後、別な友人からしばらく振りに電話がかかってきた。

彼は、自分がベータのビデオ・テープに全話録画したテレビの連続ドラマに興味を示していたが、結局、見ることが出来ずにあきらめていたのだった。その作品が全話収録のボックス・セットでDVD発売されたのを機に購入し、一気に鑑賞し、感動したと。この昂ぶった感情を、誰かに話したかったからだと笑った。

映画にしろ、連ドラにしろ、忘れていた作品や、興味がある昔の作品を話し合う歓び。

映画が大好きで、見続けてきた記憶が、ふとした拍子に誰かの役に立ち、喜ばれる。無類の映画ファンのひとりとして、無上の喜びを感じた一日だった。

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