もうすぐ「節分」である。
東京では『豆まき』が主流であるが、いつの頃からか、関西方面の『恵方巻』なる巻き寿司を食べる習慣が、こちらでも紹介されるようになった。自分が子供のころは、なかったし、まったく知らなかった習慣である。
更には、いわしの干物を栞に差したものを軒下に吊るすという、とある地方の習慣も紹介されるようになった。東京の下町でも、たまにその光景に出くわすので驚く。
自分の故郷の習慣を伝承するのは当然だし、それがどこであろうと実践することは素晴しい。
ただ、昨今は「寿司」でなく「ケーキ」まで『恵方巻』として登場した模様である。なるほど、確かに『ロール・ケーキ』はあるよな。
不景気だし、色々な所が新しいアイディアを考えだし、少しでも経済効果を上げようとする。これも理には適っている。
でもな、ちょっと何だかな、と思うのは、自分が後ろ向きのオジサンだからかな。