余談雑談 2010年8月21日

まだまだ暑い日々である。

その所為か数人から、自宅なり、オフィスのエアコンが壊れたと聞いた。つい数週間前の自分の環境が思い起こされ、さぞや大変だと共感する。

しかし、現在、こちらは存分に涼しい環境下である。何とはなく、『喉元過ぎれば、何とやら』という諺を思い出した。

お盆休みも終わり、通常に戻った東京。先週の終戦記念日前後の「戦争を風化させるな」という報道も、秋風が吹いているような印象を受けるのは自分だけだろうか。

でも、今年の暑さは違う。東京では、熱中症死亡者が100名を越え、更に、所在不明の高齢の行方不明者も、同等の人数である。皆、お年寄りばかり。

戦中、戦後、高度経済成長と日本の変化を体感してきた挙句、今になって『置いてけ堀』を喰ったのだろうか。

時代の流れが速くなる一方で、何かが反比例を起こす。今年の暑さは、自然界が何かを教えてくれているかのようだ。

何故なら、この暑さは中々、『喉元を過ぎて』はくれぬから。

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