余談雑談 2007年12月29日

今年最後の発行です。お付き合い有難うございました。

今年も殺伐とした事件や驕りの心が起こした事件など、嫌なニュースが目立った一年だった気がする。誰かに先導され、次々と流行や価値観が激変する中で、やっと新しいことに慣れた頃には次の事象が先行している。心痛む事件も数が多すぎると、どこかで麻痺している自分がいる。

そろそろ何でも前向きにとか、どうせなら勝ち組にとかでなく、無理のない身の丈に合ったスタイルが、負け犬の遠吠えとしてではなく、ごく普通の感覚として認知されても良いのではないかと感じている。

自分としては、時代や人生は車やオートバイのスピードではなく、ある意味、ママチャリ自転車程度の速度が心地良い。

何せ自転車は下り坂以外、勝手に進んではくれない。結局、自分で乗りこなすしかない。まあ、乗り手にバランス感覚が要求されるが、国家試験などの金のかかる免許はいらない。とっくに人生の折り返しを過ぎた自分としては、そんな早さで充分だ。

年末に、またもや後ろ向きオジサンの発想。来年は、後ろ向き加減に加速度が増さないことを祈念して。

どうか読者の皆様、心穏やかな年末年始をお迎えください。

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