今週、市川崑監督と俳優のロイ・シャイダーが鬼籍に入った。
シャイダーは「フレンチ・コネクション」で注目を浴び、「ジョーズ」でスターの仲間入りをした役者だ。
だが、その後は、TVムーヴィーやB級映画の役者になった。それでも、好きな作品は多いし、晩年は大統領役を4回も演じていて、知性派の印象もある。また、ニューヨーカーというイメージが強く、「ジョーズ」でも、NYから転勤してきた警察署長という設定だった。
吹替えでは羽佐間道夫がアテていた作品が多いが、個人的には家弓家正が一番合っていたと思っている。それは、知性派という印象が強かったからだろう。
リアルタイムで知っていた監督なり、役者なりがどんどん亡くなっていく。やはり、自分もそれ相応に歳をくったということだろう。