お盆休み真っ最中だ。何でも景気がよろしくなく、今年の主流は「安・近・短」だとか。
そのせいかどうかは知らぬが、ちょいと銀座や新橋などに行ってみたが、確かに都心のあちらこちらに人が多い。しかし、目に付くのは家族連れ等の観光客でなく、普通にいつもいる働く人々。つまり、居残っているという印象の人たち。
驚いたのは、サラリーマンの聖地『新橋』で、営業している飲食店が以外に多かったこと。観光客目当てでなく、近隣の会社員たちをターゲットにしていそうな店である。それだけ、休んでいない会社員たちが多いのだろうか。
方や、自分の住む『下町観光のメッカ』も人出が多い。そんな中、嫌でも目に付く一団がいる。中国人観光客たちである。
確か母国は現在、国威発揚のため、威信をかけてオリンピックを開催している。それとは関係なく観光。しかも『ひとりっ子政策』のはずだが、二、三人の子供を連れている人もいる。何でも罰金を払えば子供は何人作っても良いとも聞く。
ここでも金がモノを言う。お盆といえども働くサラリーマン諸兄と観光客。やはり勝ち組とは、経済力を左右するものというのが万国共通なのだろうか。