今回の都々逸は、誠に申し訳ないが極私的『楽屋落ち』である。
「七つ八つより いろはを覚え はの字忘れて いろばかり」
『いろは』とは現代で言う『あいうえお』である。つまり、小さいころ基礎から勉強したが、今となっては『色』まみれ。この場合の『色』は野暮を承知で言えば、『女』と『性』である。少し、間違うと人生はどこかで踏み外すということ。
しかし、現代では『あいうえお』が基本。ということは『う』の字忘れて『愛』ばかり。もっとも、これでは格好良すぎるか。
で、何故『楽屋落ち』かって。それは中島監督に関係あり。とは言っても、氏の『色』事には関係ないのだが。