無料だし、面倒は仕方ないのか。
ここで扱う映画関連品を買うネット・オークションサイト。その中に自分が興味ある関連商品を頻繁に出展してくるところ。で、新たな出品があると教えてくれる「アラート機能」というのがあり、幾つか個人なり商店を登録してきた。
このサービスが来週で終了となる。登録無料だし、便利でもあった。新たな別な通知機能があるらしいのだが、面倒なことは嫌いだし、すぐにあきらめる。長い説明文の中で当然知っているよね的PC用語が連続すると気持ち的には卓袱台返しをしたくなる。要は新しいことは大嫌いで、知っていることだけを至極当然に継続して欲しい性分。
ネットといえば、いくつかハシゴして見出しだけ眺めて興味があればクリックして読む無料ニュース・サイトがある、
これも押し付け広告を見ないと次ページに行けないシステムにほぼ全部が移行。有名検索サイトや、登録だけしていた俗にいう「オワコン」といえる仲間探し系交流サイトからは『寄付しろ』とウルサイ。
何事もビジネスで、自分のように可能な限り無料が好きなどいう奴は無視され虐げられていく。まあ、広告さえ見てクリックすれば今まで通り無料で見られる。でも、それが嫌で、そのための無駄な労力は嫌いじゃないのが自分。
思い起こせば、PC購入初期の頃に何も考えずにクリックすると詐欺サイトか、ウィルス感染するぞと聞いた。そういうことは頑なに信じるし、逆に元来他人など信用しない性格。まして大きな外資とかビジネスが一番と当然のように謳うところにはビタ一文儲けさせてたくないと意地になるタイプ。
少しぐらいはしょうがないというか、あまり考えずに生きている奴が多いから、そいつらはほくそ笑んで儲けるようになる。
そもそもレンタル視聴もネットでとか、それなりに面白いプログラムを作るから課金して視聴せよだ。ひと月1000円だぜ安いだろ、とか思わせて登録させると解約は面倒だから放っておく人間もそれなりに存在すると心理分析済み。1000円だしね、と。
でもさ、自分はデータと心理学を応用して消費動向を探りながら作るドラマなんぞ絶対に肌に合わないと知っている。上手に出来ているが、人の手の温もりを感じない派手さと精密さだけのVFX系など最たるもの。だから予告で煽っても興味が湧かない。
これが老いてきたという証左かもしれない。でもというか、だからというか、微々たる金だろうとも絶対に一円も儲けさせないと力強く宣言できる頑固者。
そんなに力んでも思い通りにならないのが人生。自分の体だって気合だけでは治らないことを痛感させられている昨今でもある。となると意固地性頑固さは得策ではないのだろうか。
一応、考えてはみて時代の趨勢とか、その性格で損してきたことも山ほどある。そしたら先立ては折畳み携帯会社からも、とあるサービスが終了しますし、2026年で形式自体が廃棄と自社にとって大事な情報なので拒否モードにしている顧客様にも強制的に送れるようにしたと、6回も別に開かないと見られない容量で送り付けてきた。
拒否権まで無視される。だから益々頑固さに拍車がかかり、結局そこいらの「キレる老人」とか「カスハラ」と変貌していくのだろうな。
分かっちゃいるけど止められないではなく、確固たる意志を持って自己を押し通していくと次はなんと呼ばれるのだろうか。
間違ってもポジティヴな言葉じゃないよな。