来週19日は、ボジョレー・ヌーボーの解禁日である。
時差の関係で、日本が早いからと、日付けが変わって、すぐに楽しむ人々もいることだろう。
こちらは、酒好きではあるが、どうにもワインは苦手。とは言え、当然、アルコールだから好きなのだが、薀蓄や能書きを伴う飲み方が苦手なのだ。
先立て、知人に連れられて、これまた苦手な、とあるファミリー・レストランのチェーン店に連れて行かれた。
そこで驚いた、何と、ワインが500mlで370円なのだ。ボトル一本が750ml.だとすると、ボトル三分の二である。日頃飲む「酎ハイ」一杯の値段と大して変わらない。しかも簡単な肴が100円台。
当然、場所がファミレスでは、前々から持っていた能書きや薀蓄のイメージはない。
いやはや驚いた。高級なイメージだったものが、かつて訪れたイタリアのように日常の飲み物になる。
確かに能書きを垂れるような品物ではないだろう。だが、自分のような単なるアルコール好きには、たまらない値段設定である。
安酒場以外に、通う場所が増えそうだが、オジサンがひとりで飲む雰囲気じゃないんだよな。