余談雑談 2012年3月10日

入院中にVHSデッキが製造中止との報道がなされた。遂に来るときが来た、という衝撃を病院のベッドで受けた。さて、自宅に眠る1000本近いビデオ・テープの行方はどうなるのだ。

以前、ノートPCとビデオ・デッキを繋いでDVDにダビングする簡単ソフトを買ったが失敗。なので、VHS‐DVD一体型レコーダーを探したが、現在はブルーレイが主流で絶版。それでも、ポイントが溜まっている大手家電量販店に行ったが、在庫はおろか、取り寄せも不可であった。ならばと、旧式の在庫を扱うネット通販ショップを探したが、それでも2万円以上はするわで、躊躇していたのだった。

で、入院中にネットで調べたら、報道の所為か、チェック製品価格は上昇し、何と、倍以上の定価に戻っていた。とても入院どころではない。絶望的な気分になり、退院後、別製品で一番安いものを慌てて買った。

ところが、「安物買いの銭失い」という惨状になってしまった。友人らが、教えてくれた便利な機能を一切、伴わないタイプであったのだ。ビデオを廻しながら、DVD-Rに焼けるだけで、メモリーも出来なければ、外付けのHDも繋げない。しかも、DVD-Rに落としてから、コピーも不可。

すべてが後の祭りである。いくら、地元の三社祭が近くなったとはいえ、既に、こちらは終ってしまったと落ち込んだ。さて、一体、どうする。

おっと、入院保険金があったか。国内でちょっとした旅行でもと思っていたが、それをあきらめれば良いことか。

たまには「大正解」でも起きますように。

メルマガ詳細