東京スカイツリーの開業まで二週間後を切った。
このところ、東京の天気は、雹や突風、更には「竜巻情報」まで、毎日騒々しいが、高い金払って、高い場所から見る、そんな天気はどうなのだろうかと思う。それこそ、すべて下界の出来事なのか。はたまた、凄い迫力なのだろうか。
黄金週間中、それが立つ墨田区民には、ご招待があったようだが、川を隔てたこちらには、一切の御利益がない。なので、どの道、暫くは昇る予定もない。それこそ対岸の出来事だと思っていた。
ところが、立て続けに、二名の別な飲食店の知人から、同じ打診が来た。
『浅草、及びスカイツリー直近の物件』の情報収集の依頼である。何でも口を揃えて言うには、すぐにでも間違いなく儲かる、とのことである。確かに、現在も利益を出している店舗のオーナーたちだ。先見の明はあるのだろう。
その二人が、こぞって飲食店をだしたがる。そこから考えてみても、経済効果たるや、凄ざましいのだろう。
確かに、今でも人の流れが変わり、更に、以前より観光客が増加していると感じる。開業したら、観光客の大移動が起きるであろうことは想像に難くない。
でもな、毎日、自分の住むビルから出るのだけでも、朝晩のターミナルばりに大変なのは勘弁してほしいよな。
ならば、いっそ、自室を高額で飲食店に貸しつけてやるか。
