余談雑談

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余談雑談 2009年5月4日

今回の都々逸。「顔見りゃ苦労を忘れるような 人がありゃこそ苦労する」ごもっとも、と言いたくなる。もしくは、当り前だろ、と声を掛けたくなる。この手の言い回しは、昔の『江戸言葉』的表現。「親父ゃ、俺より歳が上」とか、「雨の降る日は、天気が悪い」...
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余談雑談 2009年5月2日

大部屋の病室での人間模様。治療が終り出て行く患者、新たに入院してくる者。共通しているのは、何かしらの疾病や怪我をしているということ。そこで人間の本性が出る。いきなり自分は大人物だから、一目置けと大風呂敷を広げる者。とあるレースでワールド・チ...
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余談雑談 2009年4月25日

闘病には程遠い入院生活。日中や眠れない夜など、自分の病室があるフロアーの待合室の長イスで暇を潰すことも多かった。そこは二基ずつ向い合っているエレベーター・ホールでもあり、防火扉と柱に遮られ、すぐ向こうにある廊下とナース・センターが、絶妙に区...
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余談雑談 2009年4月18日

入院生活の日々。どうしても、大部屋では熟睡できない。なので深夜に起き、以前の生活同様、コーヒーを飲むために、夜な夜な一階の自販機へと降りていった。そこは『緊急救命センタ-』でもある。静かな夜もあるが、救急車が数台も横付けになり、更に入れなく...
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余談雑談 2009年4月11日

入院話の続き。骨折の翌々日に入院し、次の日に手術というので三週間程度だなと思っていたら、入院当日、突然の予定変更を告げられた。生活習慣病のひとつが見つかり、数値が非常に悪く手術ができないと。元来の病院嫌いで、検査など20年以上も行っていなか...
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余談雑談 2009年4月5日

三週間振りの発行です。心配してくれて励ましの連絡を下さった読者や友人、また、再開を待っていて下さった皆様に、心よりお礼申し上げます。思い返せば、3月2日の夜。都内の某繁華街で痛飲した後、路地裏で転倒。近くにいたキャバクラのキャッチが駆け寄っ...
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余談雑談 2009年3月14日

「人生、一寸先は闇」という。まさか、自分に起きようは。先立て、大酒を飲んだ帰路、転倒して、思わぬ大怪我を負った。何と骨折。で、どうやら折った場所が悪いらしく、手術と相成った。しかも、入院してリハビリまでという。数週間から一ヶ月も言われた。な...
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余談雑談 2009年3月7日

常連化した三河島のもつ焼き屋。「もつ焼き」「煮こみ」の他、おしんこ、トマトといった数少ないメニューが小さな黒板に書いてある。だが、何故か『魚』系の裏メニューがある。いつもある訳ではないから、正面切って掲げないのだそうだ。しばらく通ったので、...
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余談雑談 2009年2月28日

先ず、お詫びから。先週、紹介した「パニック・イン・スタジアム」の製作年度表記が(1972)となっていましたが、正確には(1976)でした。訂正してお詫び申し上げます。下町にある実家のタバコ屋。近辺は昔、修学旅行生向けの旅館街だった。それが、...
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余談雑談 2009年2月21日

先週に引き続き、群馬のとある温泉場での出来事。宿のすぐ近くの寂れた歓楽街。その中に、営業しているのかどうかわからない古臭いすし屋が一軒。色褪せた暖簾が、侘しさを誘う。自分としては、その佇まいから無性に『嗅覚』が刺激された。最近は回転寿司にも...
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余談雑談 2009年2月19日

今回の都々逸。三寒四温で春が来る。そろそろ春の便りも聞こえるか。「手の届く梅の小枝は折らずにおいて、とどかぬ櫻に苦労する」簡単な相手には眼もくれず、手に入らないからこそ燃える心。『やせ我慢』の美学とも言えようか。そもそも「負け犬の文芸」とも...
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余談雑談 2009年2月14日

去年は沖縄以外、東京から出ない生活を送った。そのことが、日々、頭を支配し、漂泊願望が沸いていた。で、暇潰しがてら調べてみて、行き着いたのが、群馬県のとある温泉にある一軒の旅館。江戸時代建造の日本最古の湯宿建築という本館がありながら、平日は一...
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余談雑談 2009年2月7日

不景気を反映しているのか、テレビの情報番組などで、安くて美味しい店を扱うことが多い。そんな中、季節柄だろうが、ちょとした鍋料理を紹介するときは(二人前から)というテロップが入る。カップルや友人がいる人間は良いだろうが、自分のように、いつも『...
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余談雑談 2009年1月31日

マンションの大規模修繕工事がやっと終了した。築45年の古ぼけたビルであるが、これで後10年や15年はもつだろう。ということは、建て直しの話もなく、やがて築60年のビルとなる。景観にも風情はなく、間違っても『昭和レトロ的建造物』にはならないだ...
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余談雑談 2009年1月24日

アメリカで初の黒人大統領が誕生した。「白人」対「黒人」という勝負でもあったので、『白黒』がはっきりしたとも言えるのだろうか。しかし、これからが真の勝負だとも言われる。かく言う自分は『勝負事』が大の苦手。弱いこともあるし、事前に「七人の侍」の...
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余談雑談 2009年1月20日

初春といえども、まだまだ冬である。それで、昔は、あちらこちらで見たが、このところ、ほとんど見かけなくなったものを題材にした都々逸を選んだ。火鉢である。風情はあるが、どれほど暖房設備として機能したのだろうか。「炭をつぎつぎ火ばしを筆に 熱い男...
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余談雑談 2009年1月17日

レンタルで「クライマーズ・ハイ」を見た。御巣鷹山に墜落したJAL機を題材にしたフィクションで、地元新聞社の人間模様がメインの力作であった。実は、この歴史的大惨事には個人的思い入れがある。事故当時、知り合いに全日空のグランド・ホステスとフリー...
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余談雑談 2009年1月10日

新年早々、酒場巡りの日々。今年は、新しい店が一軒増えた。昨年の11月に見つけた荒川区三河島にある、もつ焼き屋である。そこでの帰りがけ、店の老夫婦から「今年もよろしくお願いします」と頭を下げられ、お釣りと共に、七味唐辛子の小さな缶を貰った。『...
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余談雑談 2009年1月3日

年が明けた。寒いのは冬だから当り前として、東京はとりあえず天候には恵まれて、穏やかな日々。今年一年も、このところの天候と同じで何とか、『穏やかな日々』が続くことを願いたいが、現実は厳しいのだろう。映画ライターとしてよりも、タバコ屋のオジサン...
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余談雑談 2008年12月27日

今年も後、数えるほどになった。暗い話題ばかりで年末を向かえ、来年は更に厳しい時代に突入しそうな気配だが、個人的にはクリスマス前に、『明るい』出来事があった。ビルの改装が終盤を迎え、やっと窓側の足場が取り外されたのだ。3ヶ月以上振りに、窓から...
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