余談雑談 2008年12月16日

今回の都々逸。

「二十五までは親兄弟 あとはあなたにやる命」

今年流行語大賞に選出された『アラフォー』。ご存知だろうが「アラウンド・フォーティー」の略称で、40歳前後の独身女性を指すという。

昔は女性の賞味期限とやらはクリスマス・ケーキとも揶揄された。つまり、24までは高く売れるが、25を過ぎたら投売りだということ。失礼極まりないとも思うが、今はそれが40前後まで伸びたということだろう。

人生の経験値が上がれば、相手に対する見方も厳しくなる。親や周りの目を気にして結婚し、我慢して、添い遂げて嫁ぎ先の墓に入る。当然、男は妻をパートにも出さず、自分の給料だけで家族を養った。とうの昔に流れ去り、戻ることはない価値観だろう。

今は、嫌なら離婚するし、結婚してもそうなりそうだと考えるから独身生活が長くなるのか。

もしかしたら、60代ぐらいになって、生臭さが消え、人生の黄昏が見えたとき、新たな結婚ブームがくるのかもしれない。

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