余談雑談 2013年6月15日

外付けハードが来た。しかも念のためにと、依頼した友人が二台も手配してくれた。尤も、思いの外、安かったからだが。

これでDVD未発売や幻の吹替え版など、何十本の映画が残せるだろうか。こうなれば、玩具を貰った幼児であり、馬の鼻先にニンジン状態。

ただし、収録時間分はテープを廻さなければならない。BS録画などは、上映時間を調べれば、終了間際まで他のことが出来るが地上放送を予約録画したものは、CMも入っているので、それらも記録してしまう。

だが、取り込んだソフトには、編集機能も付いていて、TV録画のCMをカットできるので問題はないはずだが、何故か、上手く使いこなせない。仕方ないので、そのままDVDにダビング。

どの道、2時間程度テープを回しても、それをDVDに焼くとなると約30分かかる。なので、一日で出来る分量はおのずと決まって来る。それでも、毎日が遠足を翌日に控えた子供状態だ。

ただ残念なのは、20年以上も放置していたテープなどは劣化が進行し、切れてしまったり、ノイズが激し過ぎるものもある。

それでも意地でDVDにし、TV画面で見ると、とても見られたもんじゃないものも。特に悲しいのは、冒頭は普通なので廻しっ放しにして、焼いてから再生したら、中盤以降でどうにもならないもの。これには、絶句するほどヘコむ。2時間半以上かけて、これか。

まあ、中には、それなりに再生出来ているものもある。不安定で粗い画面。それでも、ホッとし、愛おしく感じる。どこか、昔、名画座で見た、傷だらけで、所々画面が飛ぶ「雨降り状態」フィルムの記憶さえ甦る。

クリア過ぎる現在の画質よりも、妙に微笑ましいと感じるのは、単なる負け犬的思い入れに過ぎないのだろうが。

少しづつだが、外付けハードに、映画タイトルが増えて行くのが嬉しい梅雨の中。

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