余談雑談 2015年5月30日

遂にというか、案の定というか、個人的には、非常に残念なニュースが飛び込んできた。牛の生レバーに続き、来月中旬から豚内臓の生食も違法と相成ると。

先立て、ハワイの読者さんとご一緒した店の一軒も影響をモロに受けることになる。その方が気に入ってくれたかどうかは、さて置き、自分としては、そこに電車賃を使っても通いたい数少ない店。

何十年と飲み続け、心休まる店が次々と閉店していく姿を涙ながらに見送った。今回の法規制では、店自体が無くなるのとは違う。

ただ、内臓系が経費対効果で一番満足するということだけであり、ラーメンに800円とか、コーヒーに何かをトッピングして700円とかする飲食物は大嫌いなだけ。さらに言えば、ファミレスもファスト・フードも大嫌いであり、コンビニで弁当を買って食べるぐらいなら、一食抜くほうがマシと真剣に思っている。

筋金入りの偏屈。他に選択肢がない場所に住んでいる方には怒られるだろうが、東京の下町などに生まれ育つと、どうしても偏るのだろうか。

単純に「セコい」だけだろうが、それでも、意にそぐわぬものには、ビタ一文たりとも払いたくはない。

そんな中で、色々な内臓系の店に行ってみたが、圧倒的に「ハズレ」が多い中、若手がやっている割にはダントツの店。それは新鮮な内臓系を何種類も生で食せるから。しかも、格安。

要は、100円単位での飲食が楽しみな自分からすると、この法規制は死活問題だ。

国民の、以前よりも確実に弱くなった体質への健康維持や、食中毒を気遣っての法律だろうが、決める人間たちは行かないから愛着もないのだろうし、経済発展には何ら関係ないからであろうか。

まあ、内臓系が好きな人間でなければ、何ら問題もないことだろう。こちらだって、興味がないことにはスポーツで誰が勝とうが、SNSや新型のスマートフォンがとか、全く興味がない。

ただ怖いのは、この報道が出て、ここぞとばかり報道が過熱し、俄か内臓ファンが増えること。牛の生レバーの時もそうであった。

願わくば、話題作りのために行列まで作らないで欲しいと祈るばかりだ。まあ、無理だろうけど。

ならば、そこいらのテキトーな店で済ませて欲しいものだ。

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