黄金週間も終わりである。こちらは衣替えをした以外は、何ら代わり映えのない例年通りの過ごし方。
それにしても地元観光地は連日、大盛況で、実家の自販機の補充に出向くだけで閉口した。
そもそも「せっかち」な性分で、のんびりと観光地を楽しむ人々とは歩く速度が違う。
休日にランチを食べる店は、ほぼ決まっており、どの店が何時頃から混雑するかも知っているので、その時間に合わせて自販機補充に向かう。だから、如何せん、時計を見つつ早足になる。
生まれも育ちも東京下町で、地下鉄も三分に一本、始発発車する場所。それが当たり前の環境では、何でもせっかちになるのかもしれぬ。
で、連休も終わり、これで一息かと思いきや、今度の週末は例年よりも一週間前倒しで『三社祭』が催される。
伊勢志摩サミット警備の関係で、警護要員を割けないのが理由とか。つまり、それほどの警察や機動隊が警備しないと運行できない祭り。
地元ながら、いやはや、である。行きつけの近所の飲食店の人たちも二週連続の忙しさでは、休む間もないと。
こちらは連休も祭りも、単純に嵐の通過待ちで過ごせるが、いかんせん「せっかちな」な性分が、災いしそうなことが起きた。
世界規模で異常気象だし、沖縄の梅雨入りも早いに違いないと早合点。で、先月に、二年連続で慶良間諸島に行きそびれている友人に声を掛け、6月初旬にどうですかと。
色よい返事が来て、格安ツアー予約が取れて、慶良間の定宿に電話。部屋の確保は出来たが、梅雨明けはとのこちらの質問に苦笑されながら、「多分、まだでしょうね」との返答。
確かに、考えたら沖縄は、まだ梅雨入りしてない。前倒しならぬ、例年通りというか、些か遅れ気味。
その上、那覇での時間も有意義にと思い、往路と復路で違うフェリー乗船予約を入れたら、これまた、復路便が、当日は絶賛メンテナス中との返信。
成程、オンシーズン前ということか。雨男復活の兆しだし、那覇まで泳いで帰る訳にも行かぬ。後は、同行者の日ごろの行いに賭けるしかないな。
まさか、何らかの諸事情で旅行自体キャンセルにてなことにはならないよな。