余談雑談 2019年12月7日

もう師走か。今年も残り僅かてな感慨に浸たり始めるのは、急に寒くなった所為に違いないな。

年号が変わり、消費増税が強行された年。それは日本全体の出来事。そして個人的にも、結構な変化が生じている。

タバコ休憩である。思い起こせば15歳から隠れて喫煙を開始し、18歳になったら学校にバレる前に止めようと。その日が来たら、20歳になったら禁煙するぞに変わり、成人の誕生日に、こうなれば一生吸ってやる、と誓った。

それを頑なに守ってきた。有限実行である。世は禁煙なんぞに喧しくなく大らかな時代。まあ、実家が煙草屋で、スタンド廃業後は実家で店番。

しかし、時代は変化し今じゃ喫煙者が抹消場末人間の扱いだ。結果、6月での廃業。

まあ、最後の数年は給料でなくくしゃみしたら消えそうなバイト代少々てな具合。ならば、現物支給として自家消費計上で手元に置いてきた。

要はタダ。それが、通常の人と同じく、金払って購入に複雑な心情がよぎっていた。

ただ、廃業にあたり賞味期限切れで返品不可の商品やら、箱に傷が付いている不良品などが手元に残ることになった。それを活用し、購入を少しでも先延ばしにしようと。

まるで嫌な事先送りが得意だが、現行はご立派な政治家てな価値観。だって、好きな銘柄に関係なく、無料なら何でも良いと思う。哀れな感情だわな。

ところが、それらも11月3日で切れた。結果、金払って買う方が嫌。それこそ煙となって消えるには高額過ぎる商品。

結果、一ヶ月以上も禁煙中。否や、「喫煙休憩中」か。また喫煙し始めると文句を言う仲間がいそうだし。

それにしても、半世紀近くも吸い続けてきたタバコが、こんな簡単に中止できるのか。やはり、嗜好品なんだな。

しかも金払うとなると、急激にストップできる。それに麻薬じゃないが、どんな禁断症状に苛まれるかと思っていたが、あら不思議。『じゃ、金払って買うのか』と自問すれば雲散霧消する。まったく意志が強いのか単純なのか。

それでも道端で流れる副流煙に寄っていくセコい自分。煙同様、心が流れる。きっとタダなら何でもござれか。

まさか、喫煙者に戻そうと一本如何と言ってくる奴はいないだろうな。

だとしたら、一本ではなく最低一箱、否や10箱入カートンでね。プライドだけ高い政治家じゃないが、それぐらいは必要だぞ。

でも、買収は可能って性格か。何だ、政治家向きかよ。

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