年が明けた。東京は晴天だが、気温が下がり昼間でも風の冷たさを感じる。
他の場所では雪の酷い地域もあり、警戒が呼び掛けられていて気をもむ人も多いのだろう。
まさか、この感じが今年全般のイメージを象徴しているなんてことはないだろうな。
年末は東京でも一挙に感染者が1300人を越えた。毎年参拝客が押し寄せる地元の有名なお寺はどうなるかと、心配と期待の双方をしてしまった。
乗入れている私鉄も大晦日の終夜運転中止を発表し、境内の露店も出店禁止令が寺から出た。
それらも、どの程度の影響を与えるか。物見遊山的不要不急の外出かもしれぬが、そこは地元の氏神様であるので初詣に行った。
朝方であったが、驚くほど参拝客は激減していた。浮ついた気分になった自分は午後にも外出し、再確認に行った。
結果、やはり激減だ。流石に一挙の1300人越えは影響を与えたのだろうな。
尤も、元旦のみなので今後は分からぬのだが、妙に嬉しくて一杯飲みに寄った。まったく、心底本年も厄介者だ。
年末も、たった一つの予定だった忘年会が自粛要請を受けてバラけた。それでも、通常営業は継続したので二日連続で通う始末。
どう考えっても怖がってないよな。これで罹患でもしたら、今度は近所からどの程度の差別を受けるのだろうかね。
まあ、東京の下町だし、お節介な人種は多くても、怖がる人もそうは多くないだろうとも感じる。
まあ、どの道、少しでもマシな年になればね。
本年もお付き合いのほど、宜しくお願い申し上げます。