ほら、やっぱりな。頼みもしないのに四度目の宣言だと。で、もう飽き飽きしてる禁酒令再発動で、飲酒難民再決定だ。しかも一ヶ月以上も。
折角、突然の変節をしたのに。何が、ってワクチンですよ。本心では外科系手術は別として、投薬メインで数値管理と調整優先で個体差を鑑みない西洋医学よりも、まだ祈祷の方が信じられる性分。
なので、注射など逆に危ないと接種券が役所より送付されいたが無視していた。
ところが、ですよ。7月末を目標に接種済パスポートを発行したいと政府発表。これは問題だぞ。
もし地方に旅行に行く場合には、現地の人たちを安心させるために必要だよな。
つい先立ても、仲良し飲み屋店主の話を聞いた。奥さんが沖縄の宮古島出身で、親族から、たまには顔を出せと言われて調べたら、何と往復で1万8千円。店も嫌々ながらも閉店協力中で、さあ、行くぞ、と。
ところが、非感染者証明が必要で、ないと来島拒否の可能性があるとかで、あきらめました、だって。黙って安くは行かせてくれないと。
大好きな沖縄行きには必須だよな。特に離島に行くには、と納得。なので、接種済証明を所持すれば、水戸の印籠の如く、見せびらかせて歩けば、何処に行こうと天下御免か。
そこで即座に変節した次第。ところが一般電話は通じないし、スマホも面倒で、中々繋がらないとも聞いた。まあ、スマホ持ってねェけどな。
それに若年層も接種に参加してくると、更に予約は取りづらくなるよな。
そこで、お百姓さんよりも漁業関係者に近い時間に起きる日常を有効利用しようと。つまり、「丑三つ時」あたりにこっそりネットで検索予約。
で、実行。そういう時は素早い行動ができる。別段、呪い殺す対象はいないけど。
結果、会場探しから行きつけの病院で、二日後の最後の一枠発見。躊躇わずにクリック。その瞬間に、二回目の日付が決定し、何処で何時にと誘導され予約完了。
アナフィラキシーは大丈夫かとか、心配しながら第一回目の接種。接種後は一応、安静というのでランチ飲酒をあきらめて帰宅。そして即座に旅先探し。
でもな、噂通りで注射痕の半径3センチぐらいに重い痛みが残った。腕が上がらない程ではないが、二度目の方が影響多しともいう。
となれば、接種後翌日にでも旅立ちと思っていたが、乗り物内で卒倒とか緊急搬送などシャレにならない。骨折も未完治だったし。
どの道、宣言は沖縄も継続だ。ということは第一希望が消える。オリンピック開催日前に、東京から完全退避したかったのに。
ならば、聖火リレーの真似をして、せめて近隣地域を巡る飲酒行脚か。