今年はどんな秋になるのか。というよりも、春と秋は短縮化され、いきなり「暑い」とか「寒い」が来るようになると言う気象予報士もいる。
四季のメリハリがなくなり、急激な変調にこちらの体がついて行かないといけないらしい。もしそうなれば、新しいことが苦手な自分は、更に苦手が増えるだけだ。
何を言ってるんだ、苦手克服のチャンスだと前向きに考えれば良いと仰る人もいようが、そう簡単に思考転換できないのが自分。
まあ、個人的には目先の変化で大事なのは緊急事態宣言が今月末で開けるのか、どうか。延長、延長で落語の『居残り佐平次』てな心持ちが続いている。
どれ位、普通の飲み行脚が足止め喰らっているか忘れるほどだ。というよりも、数値データとして真面目に考えると怒りしかないと思う。
感染者減少の増加はワクチン接種率向上だし、ならば行動緩和かなとか「アメとムチ」でじらしたり、引き締めたりの繰り返し。こうやって四季じゃないが『変化』に対応させていこうという魂胆なのか。
まさか、餌付けされた犬てな方向性に向かわせるんじゃないでしょうな。
中には、いい加減に飽きてというか、息切れというか、開き直って開店を決めた店も多いと報道で目にするが、自分が行きたい好きな店は要請順守中。
「先生」と呼ばれるかどうかの天下分け目の合戦間近は関係なかろうが、一度は開けさせ、どうせ乾燥期には再発令だと仰る人は先見の明があるのか、諦念なのか。
でもって、これはどちらなのか。ワクチン接種証明書発行と言いだした。法的な行動規制が出来ない国だし、賛否両論が飛び交うはず。
でも、その可能性があると信じて魂を売って接種したんだから、やったと一瞬思って、今、宝くじを買えば億万長者かと幾分か前向きになった。
ところが、ですぜ。手前勝手に時代の変化に背を向けて生きていると、こういう時に上げ足を取られるんだね。既にご存じの通り、インストールという大嫌いな単語が飛びだした。
要は、スマホだと。怒り心頭だぞ。100円ショップの商品だって一生モノと大事に使う自分としては、任期満了まで、折畳み携帯を使い続ける所存であります。
更に変人としては、昔、テッシュだって優しく洗って干せば、再度何かに使えないかと考えたほど。
まさか、それが再生紙につながったとは思はないが、ワクチン証だってきっと、また賛否両論の挙句に紙での発行も追加されるんだろうな。それに期待するしかない。
それとも、四季の単純化よろしく寂しさ伴う秋でなく、いきなりの『ツンドラ地帯』来襲てなことにならんだろうな。
頑なに風化せずに極北化する自分。