まったく、何て人生だ。人間生活に悪影響しか与えない酷暑。何が楽しくて灼熱列島の新記録更新中と驚嘆の声で放送しているのだろうか。
とはいえ、こちらも必然的に引き籠りが増加し、寝転がってTVか映画を見るか、背中を丸めて低いテーブル上のノートPCでネットサーフィンする日常が続いている。
何たってランチビールを一本ほど飲んで帰宅するころには酔いが醒め汗だく状態。だからか、もったいないねと飲酒ナシの直近ランチで直帰。
どの道、静かな余生を自室で送っていたが先週の半ばに突如、右の尻部分から右脚全体がしびれだした。というよりも激痛である。
やはり流石の自分でも焦った。もしかして右側の股関節がズレたかと。一応、安静にしてみたが一日経っても好転せず、常に右脚の外側どこかが痛い。ここまでの痛みの継続は初めて。
こういう時はセカンド・オピニオンの整体師だと電話してみた。症状を言うと、取敢えずスクワットだねと言われ電話を切った。
しかし、翌日も好転せずに痛みが増す。再度整体師に電話すると、君は生活習慣病もあるし一度病院へ行き検査してもらえと。見棄てられたかと不安になり、骨折で世話になった病院に行こうと思ったら週末。土日は我慢の日々。
月曜の朝イチで開院を待ち長時間待つつもりで行ってみた。早めの申し込みだったからか、9時前に呼ばれ、少し懐かしい女医さんが、あれどうしたのと尋いてきて現状を伝えたら、そうか先ず整形外科医は腰を懸念するわ。時間はあるわよねと念を押され、カルテ画面から MRIの空き状況を確認。
何と10分後に空いていた。こういう時は持っている自分。大きな装置があり仰向けに寝ると、何だか宇宙船の狭い船内でうるさい機械音を聞かされている状況で30分ほど検査。
それが終わると、予約が一杯だと11時過ぎまで待ってねと看護師に言われ、どう坐っても痛いよなと腰を動かしつつ待った。
またもや持っている自分が降臨。30分もしないで女医さんに呼ばれた。
背骨と骨盤の拡大画面を指さしながら、この部分からアンコのようなものが少し飛び出して主神経ではない末端神経を圧していると。
脚には何でも5本のメイン神経が通っていて、貴方の部分は第5で右外側全体に通じる神経全般に影響する部分。成程、それで右脚全部が痛いのね。
結果、「椎間板ヘルニア」だと。まあ、手術するほどまで悪化しそうにないから、痛み止めを処方するから様子見ね。
やっぱり放置プレイか。それにしても本当にここで書くネタには困らないなと診察室内で苦笑。
帰宅後、セカンドオピニオンの方に電話。状況を話したら大笑いされた。通常ヘルニアの場合は圧迫される神経は第3か第4が圧倒的、それなのに君は第5神経か。やはり通常の人とは違うんだねと。
放っておいてくれと呪ったが、結局本当に放置しかない模様。まあ原因が判れば、それだけで安心する性格。後は痛みに慣れるだけサ。
でも、ここだけの話、調子に乗って再来月にこっそり沖縄旅行をクリックしちゃったんだよな。それまでには改善していて欲しいものだ。
嫌でも頭に浮かぶんだよな。やっぱり身勝手御免の挙句は「因果応報」ってことなのね。