余談雑談 2025年1月4日

年が明けた。

こちらは通年通り、元旦は初詣。今や世界的に有名なお寺さんの敷地内に同建されている神社の氏子ゆえ、観光客や夜通し騒いで疲れた若者らが消える一瞬を狙っての参拝。晴天で北風も強くなく20分程度で帰宅。

自室に戻り、今年の抱負として特段何ら希望も期待もせず、ケ・セラ・セラを本懐と確認。前向きにならない言い訳は、準備万端に整えても現実の突然の自然現象には敵わないから。お目出度い初っ端で、素直に今年一年はどうかと思っていた矢先のこと。

そんな元旦に大きな地震など起きると誰が予測したか。何度も揺れ、特番TVが飛んでニュース一色。東京にも「緊急地震速報」が画面一杯にでて、自室でも揺れた。

一般庶民の大勢は考えも及ばなかったに違いない。それこそ自宅なりには備蓄していても、帰省先や旅行の移動中に起きたらどうなるのか。

どこに居ようと体がキチンと動けば道は開ける。冷静に情報精査ができて風聞に惑わされない自信があれば、それまでの行いが下手打っていても生き延びる可能性は格段に上がるだろう。それでも普通は体が一瞬フリーズする。その後の初動がどれほどか。

自分だって今や頭が空白になり、煮炊きでもしてなきゃ、ドアを開けるのかどの程度の揺れなのかと止まったままになるし。

結局、その瞬間にどこに居て、肉体や精神の状態がどうかで人生は決まるんだろう。善人だからといって強運が付いて回るとは限らないし。だって、昔から言うじゃないか、「良い人ほど早く亡くなる」って。

おかげ様で、こちとら「憎まれっ子世に憚る」で生きてきた。「減らず口」で「身勝手御免」の「自己最優先」。善人からしたら「三重苦ですね」と言われるのかね。

穏やかな東京の晴天を見上げて思う。性格は治らないし、治す必要もない。だって太平洋の反対側の新大統領だって「自国最優先」と宣言して勝利したじゃないか。

日本はフリーズ状態で庶民は囁けば攻撃対象。残念ながら己で迎撃ミサイルを持ってないし、保持しようとすれば、また叩かれる。

信じて念じれば平和が訪れる。素晴らしい考えだと思う。叶えば良いのだが。

さてさて、今年はどんな年になるのだろうか。ほとんどの人が確信しているであろうことは、春先には夏日になり、それが延々と過去最高を更新し続ける。

体が暑さに慣れてくると、急に冷え込み体調不良。頭では分かっても体は正直。身心不統一。

景気なんぞ良くなるはずもなく益々の値上げに根を上げるんだろう。何か明るいことはないのかね、と思う人も大勢だろう。

クリアな晴天を眺め、確信する。ほらみろ、ケ・セラ・セラがベストじゃんかよ。

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