天気が大荒れの昨今。特別警報が幾度も出たり、被害も甚大。今日も台風が本州に上陸する。
それに伴い、地元で開催予定の花火大会が翌日に延期となった。正しい判断であろう。
この台風、発生時は情報番組で関東か東海のどこかに間違いなく上陸と伝えられ、予想困難てな報道であった。進路が読めたらしく、地元の花火大会は前日になって延期決定。
これも正しい判断に違いない。何せ、当初大会委員会の公式発表は当日の午前7時であった。地元ではブーイングの嵐。
流石、お役所的発想で、間違いないところで批判をかわしたいてなことだろうから。ところが、商機として捉える店舗やら、自宅に友人らを招待する側からすると大問題。
町角で「オードブル承ります」てな飲食店の張り紙を数多く見たし、注文して準備万端としても、一般家庭でも大型冷蔵庫がなければ、翌日まで出しっ放しにした食材は無理だろうよ。
それを当日発表とは、どれほどクレームが来たんだろうかとも思う。
確か、以前、当日延期発表があったと記憶している。それに開催はしたものの30分で中止という回もあった。
まして現在は異常気象の最中だし、ゲリラ豪雨とは違う予測可能な台風では、事前準備だってしやすいだろうし。それだって、経験値を当てにするなと各報道番組で言っている。
都心での花火大会は再来年の東京オリンピックの所為で、神宮、東京湾の各花火大会は中止中。
地元の隅田川花火大会は他に比べ、川幅までしか咲かせられないから一尺玉が限界、と大きさでは見劣る。にしても都心では最大級。
毎年、信じ難い程多くの人間が見に来る。昨今は、浴衣など着て花火見物など考えるのも日本人ばかりではなくなった。
そこに持ってきての今年の異常気象である。花火開始直前から交通遮断し車道を解放して歩行用通路となる。熱中症で倒れた人間が続出したら救急車はどうするんだろうか。
オリンピックにしたって、この時期だし、その時は隅田川花火だって日程変更だろうな。
そんな予測可能な酷暑の中での五輪開催は、神の思し召しと平然と仰った偉い御仁もいる。偉い人は発想が違うね。
どの道、今日は風雨以外は静かな土曜日と相成るのだろうか。まあ、怖いもの見たさで外出して確認てな気にはならないが。