余談雑談 2011年12月3日

先々週、上で扱ったアンジー・ディッキンソン。実は、もう数本扱いたかったが、アップする写真がないのであきらめた、と断りを入れたら、一応、教えて欲しいとの連絡を頂いた。

なので、一本を簡単にご紹介する。「トリック・ジャック」(1971)というTVムーヴィー。

売れない役者夫婦の元へ、息子を誘拐したと電話が来る。しかし、彼らに子供はいない。つまり、間違い電話だったのだ。そこで、夫婦は、きっと自分らに近い電話番号だとして、本当に誘拐された金持ちの親を探しだし、さも、自分らが犯人のように脅す。当然、そこにはある種の『上乗せ』と『役者としてのプライド』を加味して・・・

という話。その売れない俳優の妻役を演じたのがディッキンソン。主役は亭主役のロバート・カルプで、共演は、実際に息子を誘拐される医師役にエディ・アルバート。当然、ビデオ化もDVDにもなっていない。しかし、アイディア勝負の低予算ドラマとして、妙味があり、ラストのオチも、さもありなんと感じ、上手く成り立っている作品。

個人的にテレビ放映されたものを録画したものがあり、再見して、やはり、程々に面白いと再確認した次第。

ご質問を下さったG様、他にもありますが、今回は、これにてご容赦ください。

メルマガ詳細