凡ては夜に始まる  - ALL IN A NIGHT’S WORK(1960 年)

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スタッフ
監督:ジョセフ・アンソニー
製作:ハル・B・ウォリス
脚本:E・ベロイン、M・リッチソン、シドニー・シェルダン
撮影:ジョセフ・ラシェル
音楽:アンドレ・プレヴィン

キャスト
ライダー / ディーン・マーティン
ケティ / シャーリー・マクレーン
キングスレー Jr / クリフ・ロバートソン
キングスレー氏 / チャーリー・ラグレス
ラスカー / ジャック・ワトソン
マージ / ノーマ・クレイン
ウィーヴァー / ジェローム・コーワン
レーン  / ジョン・ハドソン
キングスレー夫人 / メイベル・アルバートソン

日本公開: 1961年
製作国: アメリカ ハル・ウォリス・プロ作品
配給: パラマウント


あらすじとコメント

アメリカの俳優クリフ・ロバートソン。今回は都会派のロマンティック・コメディでヒロインの婚約者である医師役を演じた作品。少々硬い演技だが、それも魅力な彼が垣間見られる。

アメリカ、マイアミ

その地の高級リゾートホテルでNYの大出版社の創業社長が急死した。当然、社は大騒ぎとなり次期社長は唯一の血縁者である甥のライダー(ディーン・マーティン)が引き継ぐことになった。

遊び人のイメージが強い男だったが実はライバル社で研鑽を積んできた実績を持つ。すぐに取締役会が開かれ海外支社やそれに伴う銀行の大型融資の話が議題となった。

そんな折、社長が急死したホテルの探偵ラスカー(ジャック・ワトソン)がやって来て、実は部屋からバスタオル一枚の若い女性が逃げ出したのを目撃し、該当部屋に落ちていた「漢字」がデザインされた特殊なイヤリングを発見したと。役員たちは今後脅迫が起きる可能性を想定し、女性を目撃した探偵をそのまま社の調査部に雇用し考証するように命じた。

その調査部にはマイアミ休暇から戻ったケティ(シャーリー・マクレーン)が在籍しており、漢字がデザインされたイヤリングを片方だけを付けていて・・・

行き違いから大騒動へと発展するラブ・コメディ作。

地味系ながら開業医のフィアンセがいるヒロイン。当然、急死社長の部屋から走りだしてきたのは彼女である。

とは言っても単純な愛人やコールガールでもなく、別な金持ち老人から逃げる途中で間違って侵入したのであり、そのときには既に心臓麻痺で他界していた社長。

それはそれで誤解されると逃げだしたのを目撃されていたのだ。

しかもヒロインをバスタオル一枚にさせた老人は、どうしても彼女が忘れられずミンクのコートを会社に送りつけてきたものだから、社にはおろか、フィアンセの開業医一家まで誤解を生じさせて行く。

更に彼女が組合側の交渉役に任命されたことから、会社自体を脅迫してきたと誤解されてしまう。

誤解が誤解を生んで、ややこしく転がっていくシチュエーション・コメディであり、セクシーでキュートな役どころはマクレーンの得意としたジャンル。

遊び人風情の主人公ディーン・マーティンも適役だし、翻弄される田舎出の獣医師の婚約者役クリフ・ロバートソンも二枚目なのにどこか「抜けてる」役も悪くない。

ある意味、いかにもの「パラマウント調」の都会派コメディであるが、些か強引展開で、これでもハッピーエンドなのと首を傾げるが残念だが、設定と展開は悪くないロマンティック・コメディ。

余談雑談 2026年4月18日
沖縄から戻った。安さとヒマさにかまけて一週間の滞在。飲酒を試みた同級生の医師に断られ、中部のコザに行くこともなく、かといって足の指のあかぎれの痛さから離島訪問や路線バスで近場に日帰りとかいう興も削がれたという滞在であった。つまり今回は本当に...