金沢へ行ってきた。
頻繁に顔を出すビヤホールがある。そこの注ぎ名人として有名なマスターを含め、東京からそれなりのビール注ぎの有名人が三名参加するイベントをするというので。
そこの店の常連で自分と仲良しが数名参加とも聞き、ならば急遽参加しても完全なアウエーでもなかろうと。それにこういうことでもないと金沢に行く言い訳がないし、ましてこの時期なら魚も美味かろう。
ただ、開催店の場所と駅との距離感が分からず、半ば当てずっぽうで宿と新幹線を予約した。
予約が確定してから飲み仲間らに参加連絡。その中の二人は以前にもそのイベントに参加しているので、どこか近隣で上手い魚を食わす店はないかと相談し、二次会的な予定の有無も確認。
一人は向こうで二次会予定ありで尚且つ日帰り帰京。
もう一人は宿泊予定なので、後の予定なし。ならば二人で二次会でもと。こちらは門外漢であり、どこか良さ気な店はないかと尋くと行ったことはないが気になる店があると言うので即同行依頼。
一方で二次会と日帰りが決定してる仲間は自分と金沢での到着時間が三分差と知り、ならば向こうでランチを一緒にと振ってみた。
あちらは行きたい寿司屋があるので、そこはどうかと。しかもどうやら回転しない回転寿司とか。それってフツーの寿司屋じゃん。まあ魚は美味そうだしだし、幸先の良いスタート。
で、金沢駅で落ち合い、寿司を堪能し、徒歩で向かうと言う仲間といったん別れ、こちらは店の最寄りのバス停まで。
下車すると何と嬉しいことに宿泊ホテルと店が二分の距離。やはり『持っている自分』。
ビール注ぎの有名人が三名参加の影響か、100名を超える参加数で店舗に入りきれるかと心配したほど。何とかなりはしたが、やはり大勢の中でのアウエー感は拭えず。
で一次会が終わり、一泊するという仲間と二人でそこからすぐの店に流れた。ここが大正解。刺身など流石と唸った。地の酒も堪能し大満足の旅となった。
翌日はランチにB級グルメの有名店へ行き、やはりビールを軽く飲んでから名物を実食。旅人と地元の人間が半々といった感じで、いかにもB級感漂う味で、この手は昭和時代に地元下町のあちらこちらにあったなと思い出す。
天気予報を見ると午後から大雪予報。こちらは雪を見ることもなく、遅延もせずに帰ってこれた。
たらふくビールを飲み、流れで美味い魚。ちなみに観光は一切せず。
徳を積んだ記憶もないのに、妙に強運を持っていると感じた旅であった。