やっぱり他人とはいささか違う自分。
南米の巨大河川が名前の通販サイト。先日までスペシャル・爆安セールをしていた。自分も御多分に洩れず購買することもあるが、緊急を要するもの以外は後回しにと「ほしいものリスト」に放り込んである。
どれほど安いかと興味はありスタートを待った。ところがですね、対象品なしときた。売れ筋の他にも、在庫あり過ぎで買って頂戴な商品もあるだろうが、それにすら自分の興味はナシ。一体、自分はどれほど一般とは違うのかと思ったし、確かにAIが自分が検索したりかつて買ったものからデータを絞りだし、『勝手におススメ』が来ることも。残念なことに微妙に欲しいものと違うので、まだまだAI如きに引っ掛からないぞと再確認できる。
それとは別に夏前ぐらいから吹き出物が出来、「あせも」と思ったので我慢して秋まで放っておくことにしていた。それなのに、今年はつい先立てまで夏の名残で、一向に改善されなく、むしろ全身に回り悪化の一途。
このところ、急に冬の気配でそろそろ完治をと願っていたが、今度は乾燥で痒い。仕方なく皮膚科に行ってみた。ドクは血液検査で詳細を調べると言うので合意。そうしたら外注で高額請求に閉口。一応、塗り薬と飲み薬を処方してもらい、再度行って検査結果を聞くことになった。
そして一週間後。ハイ、先読みが上手い読者さんのこと、何を言われたかは想像に難くないでしょうか。ハウス・ダストや家ダニといった不衛生的な原因はなく、食品アレルギーも一切ないと。更に畳み掛けるように随分とアレルギーには強いタイプなんですね、だと。続いて発した言葉に絶句した。
「となると原因不明となるんですよね」。つまり、完治法がみつからないってこと。そらみろ、これだからデータ重視で比較バランス前提の西洋医学は苦手だ。AIが勝手に個体判断をしておススメを押し付けてくるのと同じじゃないかよ。もしかしたらストレスかと言いかけたが、ドク様は自分を見てそんなことはなさそうだという顔をしたぞ。
まったく、高い検査料を返せよ。念のために飲み薬と塗り薬を再処方され、何かあったらまた来てねでお仕舞い。結果、やはりそこいらで元気に過ごす日本人とは違うタイプだと再確認。だってアレルギーには強いし、一度の診断で一生付き纏う成人病だって、3ヶ月に一度の検診でもギリギリの状態であると脅されているのに薬量が増えないぞ。しかも酒を一日も抜かないのにだぞ。
どの道、通常の人間とはずいぶん違う体質だ。でも、良いのか悪いのか。取り敢えず、こうなったら高額を恐れずに、皮膚に優しい温泉にでも湯治にいきましょうかね。精神衛生上は間違いなく良いだろうし。