凄い情報収集力じゃんかよ。
最近、地元を走る地下鉄が矢鱈と遅延するらしい。特に全線一斉にではなく、地元から五駅の間で。
頻繁に乗車する友人に尋くと東京最古の路線で来年開通100年周年を迎えるから、あちこちで不具合が生じてるんじゃないかと。
古すぎて他路線との乗り入れも不可で、これが逆に個人的には嬉しいと何度かここでも書いた。
ただし、現在は都内の有名観光地や百貨店ばかり通る路線なのでインバウンド客が大きなトランクで乗り込み、四六時中混雑している。
自分などは三分毎に出る始発駅に近いので、三本ほど見過ごして待てば間違いなく座れる。だってそれだけ待っても十分程度だし。
とても幸運だ。しかもホームまでエアコンが効いているので待つのも楽しである。
新しい設備も充実しているが、とはいえ古いが故の限界部分も増加なのかもしれぬ。
その所為でもなかろうが、友人が先立て遭遇したのが、某駅から乗ろうと思いエレベーターで地上から地下ホームに降りようとしたら、何と緊急停止中。周囲では大きな荷物を持ったインバウンド客らが右往左往。
何事かと階段で降りたら、どうやら駅直近場所でトラブルが起き、急遽運行中止になった直後。駅員が慌ただしく動いていて、彼らも全く状況を理解してない模様だったと語った。
なのでエレベーターを止め、大荷物を持った人間らが改札口に殺到し説明を求められないように使用停止にしたのかと邪推したと。
暫くは埒が明かないと思ったが、友人が行きたい方面への地下鉄の他路線への接続がない場所。一瞬躊躇したが、行きたい方面への都バスがあると思い出し、上っていくと既に外人観光客がトランクを引き摺りながら何名もバス停で待っていたそうだ。
聞いた自分も驚いたのは言うまでもない。何故、運航中止直後に初来日らしき外人が都バスの細かい路線を知り並んでいるのかと。
そのバス停は始発でもあったので友人は坐れたが、毎停留所ごとにトランクを持った外人ばかり乗車してきて、いつも使用しているであろう日本人たちが目を丸くして、何故こんなに混んでるのかと驚いていたとか。
どこでバス路線情報を仕入れたのか。凄い情報収集力だなと思った次第。
その地に慣れぬ日本人なら、そんなに早く都バス路線に変更しようとは思いつかない。しかも地下鉄以上に数多くある中で、特定観光地を通過するバス路線だぜ。
何か外人専用の乗り換え案内が存在するのだろうか。しかもトラブル直後で日本人の友人のスマホには、まだ運航停止の情報も入っていない状態なのに。
もしかして外人観光客用のアプリに緊急性の高いソフトがインストールされていて的確な代替ルートが提示されるとか。もしそうなら、日本人よりも危機管理と情報収集力に長けているのかなと。
だとすると、この点でも日本人は全世界の状況云々など気にも留めずに目先の興味事ばかりにしか考えも及ばず、眼にも入らずか。
間違いなく、脳みその未使用部分が増大してるってことだろう。かといってそれを他の部分に使う知恵はない。
まさか、それらも地下鉄同様にメンテナンスが必要とか。大して古くもないし、負荷もかけてないくせに。


