余談雑談 2022年9月9日

今回の都々逸。

「好きと嫌いが一緒にくれば ほうき立てたり倒したり」

掃除道具は「ほうき」「ちりとり」「はたき」が主流だったころ。

ほうきは、外で落ち葉を集めながら「お出かけで〜すか」と呼びかけるマンガのキャラもいたり、実生活では畳の室内は飲み終えた茶殻や濡らした新聞紙を撒いて掃いた時代。

自動で動いて掃除して勝手に戻って充電までする道具が登場するとは夢にも思っていなかっただろうな。

だから、ほうきを逆さに立てるとか意味が分からない人の方が多いんだろうね。要は「ほうきの逆さ立て」は招かれざる客、とっとと帰ってくれのサイン。尤も、相手が意味を知らなきゃ効き目はない。

他方、この都々逸は忙しいの揶揄もあるか。でも、それは心か頭の中でのこと。ならば、自分だって良く言えば「逡巡」、別な言い回しだと「妄想」が常だから、頭の中は台風か吹きすさぶのかもしれぬ。

確かに実生活で人との関りや建前付き合いとかで忙しいのは大嫌いな自分は、今や常に玄関先にほうきの逆さ立てにしておこうかね。ま、老朽ビルの一室に住む自分なんぞに今更来るのは宅急便屋ぐらいだけどね。

そもそもドアチャイムは故障中だし。ドアをドンドンと叩くのは昔のサラ金の取り立てぐらいか。それに関しては縁がなくて良かった。

それと別に、今でも高齢者一軒家には「シロアリ駆除」やら「漏水調査」などが来るのだろうか。

じゃ、やっぱりほうきを逆さに立てておくかな。もしくは猫除けと同じでペットボトルに水を入れ、何本も周囲に置いておくとか。

本当に効き目があるのかよりも、中には水が変色したものもあり、ボウフラなど湧いているんじゃないかと恐怖心も芽生える。

それも訪問販売業者が目を付けるポイントかもしれぬ。そらみろ、じゃ、やっぱりほうきで掃き掃除を日常に、か。

おっと、一軒家じゃなかったな。やはり少しでもラクをしたい性分は変わらんな。

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