余談雑談 2018年6月9日

東京も梅雨に入った。今年は、梅や桜など季節が前倒し傾向であり、一部の天気予報では、例年より二日早いから、今年はやはり早目と、訳の変わらぬことを言っていた。平年並みじゃん、と思うのだが。

そんな梅雨入り前が、かなり暑いのも例年通りだ。気が付くと街のあちらこちらで「冷やし中華」の看板を見かける時期になった。

個人的には、あまり冷やし中華を食べないので気にしないが、大体は5月の連休明けか、中旬ぐらいに復活するのだろうか。

ラーメンよりも割高感があり、食べやすいが満腹感に乏しい。なので暑くても安いラーメン。

かつて、銀座二丁目にあった中華屋の冷やし中華は場所柄と豪華な内容から、お得感があり好きだったが、とっくに閉店した。

それ以後は、久しく食べていなかったのだが、去年、実家近くで中国人夫婦がやっている店で新発見をした。

四川省成都の出身者らしく、『四川料理』を掲げている。看板メニューは「麻婆豆腐」で、辛さも調整できるスタイル。

そこで、「四川冷麺」なるメニューを発見。興味を持ったが、やはり高め。定食系メニューも少なく、一度普通の冷やし中華を食べてみたがハズレだった。結局、来店の度、毎回逡巡し、注文してみた。

これが想像以上に激辛で、一発でハマってしまった。しかし、850円と高額である。それでも、好きで何度か食べたがシーズン終了。

去年は母の脊髄骨折で、セミ介護生活だったが完治し、母もほぼ通常生活に復帰したので、一緒に昼食を摂る日常になった。

なので、去年ほど外食しない。すると、今度は母親が日中に外出するようになり、また外食回数が若干増加した。

ブラジル料理屋が気に召さなくなったので、タバコ屋を一時閉店しての短時間ランチ店の幅が減った。その中での復活である。

激辛麻婆豆腐の豆腐なしに、もやしと茹で上がった麺を冷水で冷やして混ぜ、万能ネギを振っただけのものだが、これが妙に下品でウマい。

レシピは知らぬが、ニンニクやラー油など、いかにも中国人が作った、どす黒い色合いで、何やら禁止薬物は混入してはないだろうが、舌が痺れて、毛穴が拡がるのを感じ、クセになる。

もしかして「担担麺」かなとも思ったが、それ自体は冷やしでも別にある。しかも「冷やし担担麺」の方が50円安いのが不思議。

もしかして辛さの違いか。個人的には、激辛依存症なので、これからの時期、母の外出時にはほぼ毎回、これで決まりかね。

こうなると暑い時期も捨てたもんじゃないかもな。

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