余談雑談 2010年7月17日

近所にあるアーケード商店街。超有名観光地にあるし、このところ建造中の「東京スカイツリー」人気と相まって、いつも凄い人出である。

昔は、婦人服や小間物屋といった小さな個人商店が多かったが、経営難や後継者問題などで閉店が相次いでいる。昨今は、その後に出展してくるのは、「全商品~円均一」と謳うバッグ屋か、サイズ別に箱を積み上げた靴屋ばかり。どちらも時代を反映してか安売りの店。

買わないし、興味もない自分からすると、大声で呼び込みをしたり、大きく通路部分にまで商品を並べたりと、通行の邪魔とすら感じてしまう。しかし、観光客からすれば、それこそ、雑多で気取らない『下町』のイメージそのものかもしれない。

ここ数年、その手の店ばかりが目立つようになり、どこか、自分が知っていた「場末」とか「下町」の『アーケード商店街』ではなく、アジアや中南米のような完全なる「異国」だとも感じる。いや、待てよ。外国人観光客も多いし、もしかして、これも一種のグローバル化なのだろうか。

価値観が相反したり、混在する観光地。地方では『シャッター通り商店街』が多いとも聞くし、それに比べれば、何を生意気なと怒られるかもしれぬ。

確かに、地元住民は、大らかな目で見るべきかもしれないが、おっとどっこい、こちとら、そこまで人間が出来てないんだよな。

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