七夕である。年に一度の逢瀬を果たす恋人たち。何ともロマンチックである。で、今回の独々逸。
「ずっと逢えない日和の果てに 泣いて溜った天の川」
こちらのカップルは年に一度も会えないのだろうか。それでも思い続ける。思われる方は嬉しいやら、怖いやら。
そこで、ふと思う。その相手とは、単身赴任なのか、それとも、不倫なのか。実は相手の心が、完全に遠ざかってしまったのではないか。
残念ながら、というか、当然ながら、こんな自分を思い続けてくれる人もなかろう。そう考えると、きっと、「フラれたんだよ」と声のひとつも掛けたくなる。そうそう他人の幸せなどに願を掛けたくもなし。
てなことを考える自分。「上から目線」で、「極私的身勝手目線」。心に余裕がないのは、節電の所為で何処へ行っても暑いからでもなかろう。で、ふと別なことが心を過る。
実は、この独々逸は、自分の佳人が、別な男を思い続けているこいとではあるまいか。おっと、こちらは洒落にならぬか。
どうせ、梅雨だし、綺麗な天の川など見られるはずもない、としておくか。


