余談雑談 2013年2月2日

何だか嫌な感じだ。

開店して一年半も経っていない、地元初の「ナポリ風石窯ピッツア」の店が閉まった。

イタリアが大好きで、北から南と何度も通い、東京でも、あちらこちらのイタリア料理屋を探して通った。だが、こちらの懐具合が、慢性的「北風吹き」状態になったので、どちらにも行けなくなった。

そんな中、その石窯ピッツア屋が開業した。せめて、もう20年も行ってないイタリアや、舌が覚えている食感を楽しみたいと喜び勇んだ。

しかも、支配人は、全盛期に一番通っていたリストランテで若僧時代から知っていた男。お初で行った時に、互いに再会を喜び、場所柄か、料金設定もリーズナブルであり、更に、昔のよしみで勘定にも手心を加えてくれるので、通うようになった。

それが突然の閉店。昭和の残り香に惹かれて、老夫婦が営む店に通い、結果、閉るのは理解できる。しかし、開業すぐの店でも同じ感覚を味わうとは。

何であろう、好きで、通おうとする店は閉るのか。

妙な言葉が頭の中を過る。「疫病神」、「貧乏神」。

以前、年下の飲み仲間に、その「勲章」を贈ったことがある。そ奴に紹介し、彼が通いだすと閉店する。なので、個人での来店禁止令まで出した。ところが、今や、自分がそうなった気分。

『運』が、逃げた余生になったのか。確かに、思い当たる節はある。

だからと言って素直に認めたくはない。それこそが、「天邪鬼」であり、運が逃げる所以だろうか。

それにしても美味いピッツアが喰いたい。しかもナポリで。

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