余談雑談+ 2024年8月8日

今回の都々逸。

「一度濡れたが苦労の始め 今じゃ身を切る雨つづき」

成程、今とは全く違いますな。いやね、内容というよりも雨の降り方が、です。濡れる程度の雨はいつ降るのかと思いますし。

完全に亜熱帯気候になった日本。夏と冬、たまに気まぐれで少しだけ春と秋。そんな天候に嫌でも慣らされていく我々には、もはやこんな昔の淡さと怖さを感じさせて、妙に背筋が寒くなるという「涼のとり方」は酔狂でしかないよな。

あくまでも惚れた女性側が前提の都々逸だけど、押しかけ何とかとも取れるし、自分が尽くして面倒見ないと、という犠牲的精神とか、沼にハマるタイプとも受け取れる。

要はどこかでやはり怖いタイプ。それを上手く手懐けてな、という猛者も残っているのでしょうかね。でも、キチンと対応できないと切り付けられそうだし。

激しさと秘めたる熱情。肌を重ねると人間は弱いと言われもした。温もりにどこかで飢えていたからか。実は持っていても長く同じもので続けると経年劣化し、真新しいものが欲しくなるのか。それが男という生きもんだと嘯いた人もいた。随分と身勝手な話だ。相手は人間だ。

血も体温もあるんだし。逆にそれに飢えすぎてSNSとかで冷静なる難癖付けになったのか。結局人との温もりが足りないんだろうか。自分では認めないかもしれないが、その手はやはり「構ってちゃん」ではなかろうか。

指先だけで簡単にエスカレート出来る。しかも一方的に。スマホ画面に打ち過ぎても指を切るという痛さはないだろう。つまり、身を切る雨などあり得ない。

そりゃそうだよな。現在のようなスコールというか豪雨では身を切るというよりも背が縮むとか溺れるとかの表現が合っている気もするしな。

どの道、もうどうにもならない方へしか進んで行かないんだろうな。

きっと、今日も雷付きスコールだな。せめて自分は「おへそ」でも隠しておくか。

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