余談雑談+ 2026年6月6日

今回の都々逸。

「傘屋殺すにゃ刃物はいらぬ 梅雨と夕立ちなけりゃいい」

当たり前ではある。とはいえ、今と昔では梅雨の性質も夕立の激しさも大幅に違っていることだろう。

傘だって、蛇の目の番傘とは言わぬが、西洋コウモリなどと呼ばれてもいたものがあったっけ。

それが現在ではビニール傘で安普請ゆえに一雨ももたずに破損し捨てられる。

かといってこれほど湿気と熱量が多くなると合羽なんぞは、それこそサウナ・スーツに変貌であろうか。

どの道、暫くは梅雨の季節が続く。しかも降り方が南国のスコール状態。とはいえ、夕立直後が晴天だと綺麗な虹が掛かることも多い。

それでも蒸し暑さは倍増し、反射熱で水溜りが沸騰しそうな勢いにもなりそうだ。

まったく、風情もへったくりもありゃしない。四季は無くなり、夏と冬。夏場は梅雨ではなくスコールで、まるで「雨期」と色分けできそうだ。

首の伸びたランニングに汚い半ズボンの子供はとっくの昔にいなくなり、かつてそんな恰好で過ごしてきた少年たちが御老体となり、くたびれ具合だけ同じかよと揶揄される。

そう言や、ランニングに半ズボンではなく、上半身裸のおじさんもいたっけな。家風呂がないとタライで行水。今じゃ、警察を呼ばれそうだが。

風情ではなく汚いとか性犯罪助長とか、悪寒が走るとか忌み嫌われるご時世。

「オヤジ殺すにゃ刃物はいらぬ ハラスメントと言えばいい」

ふんだ。ザマァみやがれ。悪寒を走らせ、少しは涼しくしてやってるんだぜと啖呵を切る人も絶滅したよな。

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