今回の都々逸。
「桃が咲こうが桜が咲こが やっぱり逢えない日が続く」
あちらこちらから桜の開花が聞こえ、東京は「満開宣言」が出た。しかし、満開になれば散るのが桜。
確かに、風に吹かれて舞い上がる花びらは美しい。そこに、潔くというか、散り際の美学という言葉を思い浮かべる人間は少なくなったのだろうか。
まあ、この謳は、既に関係があるという前提で、会えないということだろうな。そんな相手がいない人間からすると、あっただけでも良いと羨むのか。だから、どうせ散ってしまうさと妬むところまで考えるのか。当然、自分はその口だ。
それに、無粋な自分は桃の花などわからないし、気に留めたこともない。「桃の節句」は女の子のお祭りだし、なので時期は桜より前ということはわかる程度。
そんな感覚だから、花咲くこともないんだろうな。まあ、咲かなきゃ散ることもない、てか。


